塩パンに埋もれたい

わたしの大豆な男の子

大吾日本帝国食菜全席

お久しブリオッシュ。(←わたしの一軍スタンプがバレる)パンといえば美味い、美味いといえばあの映画。2017年にやり残していること、それは本年中(※時空的には旧年中)に出会った絶品映画にご馳走様でしたを言うことです。

 

…………と思って、昨年のうちに書こうと下書きを作り始め、あぁだめだ誕生日までには書こうと、あぁだめじゃんせめて1月中にだ、は気付いたら2月とか何事……………ということで今です。許せ。

 

 

 

ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜

 

料理名や使われた食材を聞いただけで、それがどんな料理になるのか想像するだけで美味しかったのに、調理方法が少しずつ明らかになって期待感は右肩上がり、食中は素材の味とか隠し味が想像以上で舌鼓がドラムロールだったし、後味や残り香まで絶品なんだからこの映画に対して私は「作ってくれてありがとうございます」のご挨拶をちゃんとしないとなぁ〜と。三つ星贈呈するしかなっちゃん、私のミシュランでは超高評価でした先輩。ジブリ育ちの日本人なので食べ物が美味しそうに映るエンタメは大好物、全細胞が大喜んだわけです。

 

 私の応援している西畑大吾くんが、この映画に携わっている姿を並走して拝見していた限り、例えば大根の葉まで余すとこ無く素敵に調理されちゃう感じにむちゃくちゃに美味いの連続だったわけ。それはそれは「ハウツィー」のフルコースだったわけでございます。

 

今更感ありおりはべりではありますが、未来この熱量を見返してほくそ笑みながらお酒を飲む為に覚書をしておきたい。最高のフルコースを後世(の自分)に残していく為の大吾日本帝国食菜全席だ!!!!!!!

 

 

1.前菜 〜職業は料理人〜

まず大前提としてのこれ。大吾くんが初めて本格的な演技のお仕事と出会った「ごちそうさん」の活男が、料理人の志半ばに海へ消えて行ってしまったかっちゃんが、夢を追って海を渡った鎌田くんの姿に繋がっていない気がしないので、愛しいパラレルワールドたちがビビビビッッ。鰹節越しの活男…………じゃなくてあれは正太郎、あんなの最高の反則だし極上のレッドカード。お陰様で私の中のかっちゃんも本当にちゃんと成仏できた気がするやつ。もしかしたらわたしの大豆な男の子、海で戦死したと思ってたけど何かの手違いで満州辿り着いてたのかもしれない。無いか。

「主計科いうんは、コックがおるんや!そこ入ったら船の上でコックの修業ができるんや。凄いねんで〜海軍の料理て。明治の始めからフルコース作っててんて!」てキラキラ目を輝かせて志願した活男と、激動の満州で元天皇の料理番の調理助手としてレシピ開発を手伝い、ひたむきに精進した正太郎だよ…………………ただ「料理が好き」っていう2人の破茶滅茶でかい共通点が、本物の大吾くんには何も通じないところがまた、このパラレルワールドの味だよな。

 

そんな自ら進んでお料理しない畑くんだけど、現代パートの撮影現場に魚のフライを差し入れたらしいからこりゃあまた隠し味が絶妙すぎた。上質お料理映画の差し入れに、自作の料理しかも揚げ物、それも魚のフライをチョイスしていく勇気とセンスと実行力に万歳三唱。完全に勝った………………何にかは知らんけど絶対に勝った。三枚下ろしを猛練習した日々ありがとう。映画を観てからというもの鮎に親近感が湧いてしまって仕方ない。その節はいっぱい三枚に下されてくれてありがとうな、鮎。

 

 

2.スープ 〜スクリーンの中で活きている〜

大吾くんの所作大好きなんですよ。番傘とか扇子持った時の指先とか手指の流れとか最高なんですよ。というか大吾くんの手、好きなんですよ。(本人にもばっちりバレてるようなのでこの世は宴)

スイカを切る包丁を握る手、布巾をサッと出してまな板を拭く動作、試行錯誤しながらガチョウに糸を通す手つき。(あそこの鎌楊コンビは微笑ましいの賜物)どれも鮮明に想いだせちゃうくらいに旨味がジュワジュワ。スクリーンから匂ってくるような調理シーン、最高だったなぁ。

 

続いて大吾くんの表情の変化も大好きなんですよ。その曲をパフォーマンスするアイドルを全力で演じてるあの最高な感じ。曲中にもコロコロ変化していくあの最高な感じ。

この映画にはソロカットでバンッとスクリーンに抜かれることでその人の表情の真意をクローズアップしていると感じる瞬間が個人的にあって、セリフにならない心理描写の汲み取らせ方が、咀嚼のさせ方が絶妙だなぁ〜〜と思った。監督の真意は知らんのであくまでも受取手の誠に勝手な体感と憶測。

鎌田くんであれば、川のほとりで満州という国について希望を語る山形さんの話を受け、満州人としての本音を漏らす楊さんのシーン。あそこで鎌田くんのどこか複雑そうな表情が抜かれた意図として「あぁこの子はもう自分の本当の任務を知ってしまっているかも、これはその心境の表現なのかも……」って味がした気がした。まぁ2回目以降鑑賞時の気付きですが。またその顔、柔らかさの中に絶妙のスパイスが効いてたから大吾くんで出汁取ると旨味がすごい。

鎌田さん(爺)も、山奥へ訪れた佐々木充が鮎の春巻きを口にした時「塩が効き過ぎている」と第一声を発した流れで表情がアップで抜かれていて、かつて厨房で山形さんに言われたことの記憶と目の前の瞬間が繋がって、そこに血の繋がりを改めて感じたのかな〜と飲み込んだまでであります。勝手論全開。自由に咀嚼できることがエンターテイメントの醍醐味だと思うので異論は大歓迎!

つまり何が言いたいって、滝田監督の演出によって結果的に大吾くんの個人的好きだな〜ポイントにたくさん出会える構造になっていて、活かしてくれて、そしてちゃんと発揮してくれてどうもありがとうございますということ。圧倒的感謝、全方角に三方礼したい。

 

表情の話でこの映画のハウツィーポイント番外編もう一つ。山形さん最期のシーン、鎌田くんの顔が影になって非常に見えづらく初回はもどかしさを感じていたけど、隙を狙って師に歩み寄り逃亡を持ち掛けた時、一気に一瞬だけ陽の当たる場所に来る訳ですよ。ようやく見えた鎌田くん、それはそれはぐちゃぐちゃの感情が伝わる様子で。だけど「僕に拒否権はありませんでした…………」の通り山形さんのように強くは無い青年である鎌田くん、三宅さんがやって来るとスッと闇の立ち位置に戻ってしまうんだから心が痛い。遂にその時がやって来るけど、勿論鎌田くんの顔はよく見えない。それは彼の立場としての情なんて初めから当たり前のように無いものとされていたんだろうという時代の匂いの表現だったのかなぁなんて。何度も言うけど演出の真意は知りません。しかし個人的には顔が見えなくて最高だった。

 

3.魚料理 〜主演〜

 大吾くん、某ドラマ撮影終わりの車内でこの映画への出演決定、そしてその主演俳優のお名前をマネージャーさんから聞いて思わず叫んじゃったっていう有名な話。この世界に入るきっかけをくれたママにすぐに電話で報告したら泣いて喜んでくれちゃったっていう有名な話。

 

世間に発表されたのは2016年7月で、大吾くんがこちらの体感的に少しずつ着実に確実な推進力を得始めていた頃、これはこちらにとって振り切って戻って来ないかもというぐらいにはでかすぎる衝撃と大き過ぎる喜びで、道端のお地蔵様に優しい気持ちで微笑みかけたくなるようなそんな感触だった。二宮くんと同じ背表紙の台本が大吾くんの本棚に仲間入りするんだ…二宮くんと2人で誌面を飾ったりしちゃうのかも…嵐さんの番組にゲストでお呼ばれしてしまったらどうしよう…あの時、アリエンティーワールドだけどもしかしたら………と想像してたことが全部実現してしまったのが現実なんだから心が幸せ太りしてしまう。

 

現代パートの撮影を見学しに行ったら休憩時間には車内で2人きりの空間を用意してくれたって、私が大吾くんだったらその時食べたチーズケーキの味一生忘れないなぁと思う。

 

撮影が始まる前に「西畑をよろしく」ってお手紙を共演者の方々に書いてくださったって、私が大吾くんだったらそれを知った時の胸の温度を死に際に思い出したいと思う。

 

「西畑くんの演技がみずみずしくて」「西畑くんが見たくなる」「西畑くんが」と共演者の方々から話題に出してもらった結果、『主演は僕です』って大きな愛を期待しちゃう捻くれ方されてしまったって、私が大吾くんだったら幸せ過ぎて死ぬ。

 

 

 たぶん大吾くんの夢の一つがたくさんたくさん叶ってしまって、たくさん更新してアップデートしなくてはならなくなったのが19〜20歳の一年で、どうもありがとうございました。これからもどうぞ源をくださいますよう、よろしくお願い致します。一生貪欲にアップデートされ続てくれることを今のところは願っている。

 

4.肉料理 〜滝田組という組織〜

 滝田組の中で生きる大吾くんがあまりにもみんなから暖かい眼差しを向けられていて味覚が号泣した話、これが本日のメインディッシュ。ジロちゃんとして生きる大吾くんは先陣を切って空気を変えて行こうとしてたイメージがあったので(西畑さんだゾッ)、皆様に見守られて皆様の心のゆりかごで一言一言を受け止めてもらっている姿が新鮮でなんだかちょっぴり恥ずかしくて堪らない感じで初めて食べる味だった。登壇者全員が微笑ましい生き物を見るように前のめりで大吾くんの喋る姿を覗いる状態で投入された「これで西畑大吾は終わりなので……」発言はマジで愛す。終わらねぇ。君をアイス。

 

プロデューサーさんに起用の要因として「あの年齢で芝居が上手い俳優を探す中で名前が上がった」と言ってもらっていて、現場で一番びっりさせられた人物かも…と言葉を続けられているのは後世まで忘れたくない話。

脚本では泣くことになってるシーンで涙せず、その理由としての自分の考えをちゃんと説明して製作陣を納得させたって超かっこよくないか?大吾くんはかっこいいんだ。テストで持った鞄が軽いことに気付くと、本番では自然な所作で重そうに持って見せたので監督を驚かせたって超かっこよくないか?大吾くんはかっこいんだよ。何故か知らないけど大吾くんセンスが最高なジャニーズJr.で良かったって思った。

 

もう一度言うけど、現場でプロデューサーを一番驚かせた俳優なのかもしれないの超かっこよくないか?だからバーターという言葉はあまり好きではない。

 

俳優の思うように掌の上で踊ることを許してくれる現場であったこと、そんな現場が始まる前に「勉強するのではなく今やれることをやれ」と主演兼教祖の先輩が有り難すぎる覚悟をプレゼントしてくれたことがこの多幸感の材料だったんだなぁ。

 

5.デザート 〜経済社会万歳!!!!〜

この映画を通したご縁あってなのか、大吾くん、人生初のCMに起用していただきました。すごい!顔可愛いくて好き!すると芋づる式のように次々とハッピーは降り注いできて、壁に描かれる人になったり、私が再生しなくても突然テレビから放映されちゃう人になったり、横スタをどよめかせる人になったり、表参道に用意されたバカヤバイ広告建造物の旗の中で揺れる人になったり。比較対象が無いから分からないけどそれでも力を入れて宣伝されているのを感じて、二宮くんの偉大さと企業が絡んだ瞬間の威力を感じてバカ最高だった。経済社会最高。やばさの度合いを表すのにバカという語しか使えなくてすみません。冷蔵庫のアマニ油、フレッシュキープできてるうちに使い切れる気がしません、頑張ります。

 

お陰様でれんちゃんはサマステHPでラストレシピブースをオススメしてくれちゃうし、大吾くんはれんちゃん表紙のヘアカタログ買った報告してくれちゃうし、生きてるだけで笑うだけで幸せだよーーーー!!!!!!

 

 

盛大に話が逸れた点は反省。だいれんは最高。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気が付けば公開から4ヶ月が経とうとしていているらしい。大吾くんがあのレッドカーペットの上を少々ぎこちなく歩いていた興奮と感動、初めてこの映画を食べた時の感嘆を超える思いにはもうしばらく会えないかもしれないけど、2017年にこういう出来事があって、こんな思いを抱いたってことを忘れないで生きていくことが大切で、いちいち比べることでも卑下することでもなくて、良いものには良いって大声で言うことを躊躇わずに大切にして生きていきたいなぁと思いました。だからもっとラストレシピを色んな人に観てもらいたかったなぁとちょっとだけ思う。DVDが発売された暁には皆様どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

個人的には(顔が好きな)二宮くん自身が、(同じく顔が好きな)西島さんとかねてより同じような匂いを感じていたということを知れて、だからこそ本人が想定していなかった共演で喜んだのに、蓋を開ければ結局共演シーンは無くお祓いと打ち上げの関係止まり、だけどプロモーション時の呼吸の間合いがバッチリで空気感がバッチリで結果的に飲みに行くような関係になってしまったということが最高の世界線の交わりであります。あおいちゃんは聖母のようだったし剛ちゃんはやっぱりいい人だった。(大吾くん的に最初怖かったけど)いい人だった。うまりラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜の大人たちがずっと大好きです。アイドルとして生きる大吾くんが俳優として活躍する世界こそがずっとずっと一番に大好きです。

 

 

 

 

 

 

ということで、食べる前の期待感から鼻の奥に残る後味まで全部がとってもとっても美味しかったです。ご馳走様でした!